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ストレス過多の現在、日本人ではうつ病を発症している方は、
全国民の10〜12%程と推定されています。
全日本国民の約8人に1人はうつ病にかかっているという状況です。
そんなうつ病ですが、うつ病の治し方として、
コーヒーとの関係性が注目されています( ^ω^ )
正確にはコーヒーに含まれているカフェインが関係するようですが、
どのような効果があるのか調査してみました!!
コーヒーでうつ病は治る?治らない?
実はコーヒーでうつ病が治るという意見と、
逆にコーヒは悪化させるという賛否両論あります。
ん〜方法論で両方の意見に分かれるという例は珍しいですね〜(⌒-⌒; )
なお、コーヒーとうつ病の関係性はアメリカのハーバード大学始め、
様々な国の研究機関でも研究されているようです。
また、膨大なデータと長い研究期間から一定の結果が出ているとのこと。
そして、賛否両論あるのは、次のような意見があるためです。
コーヒーは良い
・コーヒーを1日4杯以上飲んでいる人は、
コーヒーを飲んだことのない人と比べ、うつ病の発症率が約10%低くなるという。
・コーヒーに含まれるカフェインではなく、抗酸化物質も理由の一つとして考えられている。
・1日に2~4杯のコーヒーの摂取は、成人の自殺の危険性を約50%減らす作用がある。
・神経伝達物質(セロトニン、ドーパミンノルアドレナリンなど)を分泌させる作用がコーヒーにはある。
・コーヒーに含まれるカフェインは、抗鬱剤のような役割も果たすようで、
中枢神経に働きかけて、幸福感を生み出す脳内物質の生成を促す効果もあるという。
・うつ病の発症度についての研究で、コーヒの摂取を週に次のように摂取したところ、
1~6杯=1割弱の減少、
1日1杯=約4割の減少、
1日2杯=約3割の減少、
1日3回以上=約4割の減少となったという。
コーヒーは悪い
次に、「コーヒーヤバいって!」という意見。
・コーヒーに含まれるカフェインは、過剰に摂取すると交感神経を刺激するため、
鬱を悪化させる可能性がある。
・コーヒーの飲み過ぎによりカフェイン依存症になると、不安感を助長させたり、
精神的に落ち込んだりする可能性がある。
・カフェインの過剰摂取によって、脳内神経において興奮を引き起こすさせるアドレナリンも過剰に分泌され、不眠症状やイラつきの原因となる。
・抗うつ剤(精神を落ち着かせる)と、コーヒー(興奮を引き起こす)の効果は相反するため、同時の摂取は控える。
正しいカフェイン摂取の仕方!
結果として、うつ病に対して、コーヒーは良い、コーヒーは悪いという両極端な答えはないとということ言えるかと思います。
また、コーヒーはうつ病に対して、摂取量や方法を間違えると逆効果となります!!
しかし、うつ症状の軽減などの一定の効果は間違いなくあると言えます。
適切な摂取量については、様々な研究データより、
一日に飲むべきコーヒーの量については、2〜3杯、400mlを目安が理想という結果も出ているようです。
なお、不適切な摂取量による効果として、次のような研究結果もあるようです。
カフェインの過剰摂取は睡眠時間を減少させたり、イライラをつのらせ情緒不安定にさせるというマイナス面もリスクとして考えなければならないようだ。
フィンランドの研究チームは1日に8〜9杯のコーヒーを飲んだ被験者に自殺願望に似た症状が見られた結果から、カフェインの摂り過ぎにも注意喚起をしている。
コーヒーを飲むことでうつ病の根本的な症状を治すことはできないかもしれませんが、
適切な摂取方法を用いて、コーヒーが治療に使われる可能性があるかもしれませんね!!
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